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バックナンバー 33号【 ~犬に任せるべきか?~】
飼い主の教科書。毎月15日発刊。
【 ~犬に任せるべきか?~】
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拝読されている皆さん、お元気ですか?
さて、日本でのツアーも終わり、ようやくこちらので仕事に復活しております。
今回の日本では特に「アグレション」(攻撃性)のある犬を見る機会が今までより多かったと思います。 お陰で、体力が消耗したんですが・・・
大きさを比べましても、大型犬の攻撃性と小型犬の攻撃性とでは、周りの「ドン引き度」も違いますし、 飼い主を引っ張る力も大きく違います。
私が日本で驚いたのは、白シェパードの2匹の福岡でのセッションのとき、見た目にも派手に犬が興奮しているにも関わらず、 珍しさあまりに、そういう状態でも触りたがる人がいたということです。
犬が好きだという理由で、珍しい犬には近づきたがる人、触りたがる人、まだまだ過半数以上がこのような犬への認識度だと、 ま、保健所へ連れて行かれる犬の数は減ることはないだろうな・・と溜息がでます。
さて、本題。
私はずーっとメルマガを書いておりますが、問題行動の全て、といっても過言ではないくらい、 興奮した精神状態が問題を引き起こします。
前号にも書いておりますが、興奮することで、理性を失った行動を起こす。
これが多くの問題に見られる結果論です。 ちょっと、ここで、話しを変えます。
うちにいたガガという犬の話です。
ブログにも何回か登場して、スタッフ全員が血を流すほど噛まれた。。。という・・・・。
この犬はダウンタウンにある民間のシェルターのケンネルに1年以上、入れられていた犬です。
ここに至った経緯はこうです。 もともと、どこかの団体に所属していたこのガガは、一度譲渡されておりました。
若いカップルに譲渡されていたそうです。
そのカップルがガガを手放した理由は、ボーイフレンドに噛み付いたから、 ということでした。
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