バックナンバー　38号【 ～もっとシンプルに！！！ ～】

飼い主の教科書。毎月15日発刊。

 

【 ～もっとシンプルに！！！ ～】

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メールマガジンご拝読の皆さんありがとうございます。

 

さて、今回、なぜこのタイトルを挙げたかと申しますと、日本でツアーをするにあたって、 メルマガを継続して読んできた方、セッションを受けたことがある方、アカデミーに参加されたことがある方と、 まったくの「ますみ初心者」さんたちへ（セミナーにだけ参加する方）のGAP（差）を出来るだけ無くそうと思ったからです。

 

とはいえ、マスミ歴が長い人が退屈するようなことは書きませんのでご安心下さい。

 

まず、躾本を読み漁ってきた方、テクニック（技術）と道具に関する知識はある方が多いはずです。 ですが、どの本も、犬の心理を語っているものはありません。

 

私だけが犬の心理の重要性をもう何年も語ってきております。 TOUGH LOVEと掲げている私のメソッドですが、ほんとにシンプルなことなんです。

 

まず、犬の危険性を知らない人、犬の受けている、感じているストレスを理解できない飼い主、 犬の安全性、精神面の健康を無視している方は、私へはたどり着くことができません。

 

この前もこういうことがありました。 私が月に2回通うマッサージのお店での出来事です。 ここのオーナーさんは犬が大好きな方でして、私が仔犬を飼っていることを知って、ぜひ見せて欲しいと言って来ました。

 

たまたま用事があり、マセラティーを車に乗せていたついでに、そのお店へ寄りましたところ、 マセラティーについていた小さいプロングカラーを見て、驚かれました。

 

そのお店に居た他のスタッフの方たちも、店から出てきてマセラティーを見るやいなや、ついている首輪に驚いたようです。

 

そして、言われたことが「そんなに厳しくしなくても・・・・」という言葉。

 

付けていただけのことで、実際には使ってない状態だったんですよね。

 

その日は譲渡会にマセラティーを連れて行ってまして、ガールスカウトの子達がこの子の散歩を引き受けてくれたんです。

 

その当時のマセラティーは、鳥や自転車に興味津々で走り寄る習慣がありましたもので、 私が目を離している場合でもガールスカウトの子たちがハンドルできるように、わざとつけておいたプロングカラーでして・・・・ 実際のところ、うちのマセラティーは人を引っ張ったりしませんし、鳥や自転車さえいなければ、誰でも散歩できる犬です。

 

万が一のためにつけていたプロングを外し忘れて、そのままマッサージ店に寄り道しただけのことだったんですよ。

 

この店員さんの中に、「うちの弟がゴールデン・リトリバーを飼ってますけど、そんな首輪はめたところ、みたことない」と、 軽く反感を頂きました。

 

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