バックナンバー　42号　【 ～犬の見立てから私が譲渡するまで～】

飼い主の教科書。毎月15日発刊。

 

【 ～犬の見立てから私が譲渡するまで～】———————————————-

ニュースで日本の暑さを聞いて、驚いている毎日です。皆さんお元気ですか？

 

さて、今回は、多頭飼いの私がどう犬を見立てるか・・・について書かせて頂きます。

 

ご存知の通り、私はドギーズ９１１ レスキューという保護団体の代表でありまして、 毎週土曜日に譲渡会をこちらで行なっております。

 

譲渡をしたい！と、譲渡会に来られる方も多いですが、反面、私はいつも疑問に思うことがあります。

 

それは「あまりにも簡単に２匹目３匹目を譲渡しようとする人」に対してであります！ とくに大型犬を飼っている人が、「うちの犬にプレイメイトを探してる」という理由で、 犬の個体の性格をマルマル無視して、犬を選ぶんです。

 

先住犬、つまり、もともとその飼い主さんが飼っているという犬と対面させてから、 譲渡の話しを進めるんですが、ここでも危機感のない飼い主がとても多いことを残念に思います。

 

一匹の単頭飼いと、犬をパックで飼う、多頭飼い・・・ 飼い主の意識が同じではパックはまとまりません。

 

確かこれは以前、メルマガに書いてます。

 

犬も同じです。多頭の場合は「パックメンタリティー」がありまして、精神的にも単頭ですごしているときと違うんです。

 

人には大変従順な犬も、群れの中に入ってこそ、本質が見えてくることってあります。

 

競り合う相手がいる（多頭飼い）、いない（単頭飼い）ということです。

 

例えば、「うちの犬は犬が好き」と思っていたのに、ドッグランに連れて行くと、物凄い攻撃性を見せた・・・とか？

 

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