バックナンバー　55号【～犬が学ぶための関連付け Part 1～動画解説】

飼い主の教科書。毎月15日発刊。

 

【～犬が学ぶための関連付け Part 1～動画解説】———————————————-

皆さんお元気でしょうか？
ロスはとても暑く、まだまだ常夏のような気候がここ数日続いております。10月の日本行きも、あと一ヶ月を切りました。
大変焦っております。

　
　さて、今回は「犬が学ぶために」普段、私がどのようなことをやっているか説明したいと思います。

 

文章では、何度もメルマガに書いていることが重複してしまうんで、今回、初の試みですが、私が犬と接しているちょっとした動画なんかをメルマガで紹介して、それにちょこっと解説をつけくわえてみようと思いつきまして。

今回はバンちゃんと私がどうコミュニケーション取っているか・・・・短い動画ですがアドレスを下の方にアタッチしてます。

 

 

後で動画をみて、読み直ししてくださいませ。

まず、最初に言いたいことなんですが、日本の経験のないトレーナー、もしくは、通信教育や本、専門誌で学んだトレーナーは、この部分「犬が理解しているかどうか」の見極めができない人が多すぎます。

 

形を教えることに必死すぎというか、教え方も一辺倒で、犬の個体の性質を把握する努力もせずに、型にハマった教え方を貫いているといいますか・・・・

犬のトレーニングの仕方（やり方）は、いろんな本にも書いてありますし、問題行動の対処法もネットで探ればたくさんでてきます。

 

例えば、（座れ）の教え方・・とか？（伏せ）のさせ方とか？

 

でも、それらをいつ、何のために使うものなのか、使うべきなのか、教えていないトレーナーがほとんどです。

 

相手は「犬」という動物です。
PCとか家電の誤作動であれば、マニュアルを見ることで、なんとか問題を解決できることが多いのですが、相手は「犬」だということ。

 

パソコンやDVDなど、誤作動を起こすことは「トラブル」ですよね？

 

そしてトラブルが起きた時に、マニュアルというものがあって、「トラブルシューティング」なるものがたくさんあります。

 

犬の誤作動が問題行動だとするならば、躾本やネットで探した道具、テクニックはあくまでもマニュアルです。
ですが、型番がある製造物と犬は違います。

同じ「吠え」の問題であっても、「吠えたらこうする」というマニュアルがあっても、その「吠え」が犬にとってどういう吠えなのか、威嚇なのか、警戒なのか、不安なのか、それが理解できない状態で、
「吠えをやめさせる方法」を模索しても、結局は「問題の回避」に過ぎません。

わかります？？

 

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