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バックナンバー 71号 【 ~主導権への意識~】
飼い主の教科書。毎月15日発刊。
【 ~主導権への意識~】
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明けましておめでとうございます。メルマガを購読されている読者の皆さん、今年も宜しくお願いします。
さて、今回のテーマは、【主導権】についてです。
以前も何度か、主従関係やリーダーシップについては書かせて頂いていますが、リーダーシップ論について、 私の考えは少し違う気がします。
どうも、世に憚る「リーダーシップ論」というものは、「犬に舐められてはならない」とか、 「犬よりも強くなければならない」といった、理論的で力を発揮すべきことのような?
まるで、軍隊の隊長のような険しいイメージがあるんですよ。
リーダーに値する人を人間で置き換えて考えても、イメージというものはどうも堅苦しく、 冗談すら通用しないような?鉄の心を持たなければ成り立たないようなイメージではないでしょうか?
私もよく勘違いされておりますが、私は犬を従わせはしますものの、犬と遊ばないかというと、 より犬らしく遊ぶ方でございます。
マセ君にコテンパンにされることもありますし、バンちゃんからスリッパを奪い返すことすらできなかったりも多々ございます。
「じゃあ、リーダーじゃないじゃねーか!」と思われても当然ですね。
でも、これらは、私が「主導権を持たない」ときに限ります。
犬の群れの中でも、私はランキングはその時、その状況でコロコロと変化するとメルマガに以前書いたことがあります。
当然です。犬の欲求というものは、そのモノ、その時によって違うからです。 ただし、人間が1番であるべき!と書いております。
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